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蔵書の内、どうしてもゴミとして処分できない文庫本の一冊の、1章を今読んだところだ。新潮文庫のモロワ〔内藤濯訳〕の「私の生活技術」だ。昭和31年11月20日発行とあるから、自分が高校生のころに読んだ本だ。今日、読んだのは最後の章「年をとる技術」だ。「老年とは、白髪とか顔の皺とかいうものよりはむしろ、もう立ち後れだとか、勝負が済んだとか、舞台が次に移ったとか言う感情である。〔略〕つまり、立派に年をとるには二つの方法がある。第一は働くことによって老衰から救われる方法が、すなわちそれである。」と述べ、ゲーテのファウストの最後の独白をあげている。「俺はこの考えに一身を献げる。来る日も来る日も、人と家畜を征服しうる人間だけが、自由と生活とに値する。・・・自由な土地の上で、自由な民に取り巻かれながら、自由に活動することのできないわけがどこにあろう。今こそ俺は、この刹那に向かって<待ってくれ、おまえは実に美しい・・・>とは言えないものか。こんなにも大きな幸福を予感しながら、俺は今、何とも口では言えないひとときを味わっている」。恋にも快楽にも野心にも裏切られたファウストを救ったのは、泥沼を埋め立てて人と家畜を住まわせようと骨を折る仕事、働くことであったというのだ。また、別の章「働く技術」でモロワは「生きる技術とは、一つの攻撃目標を選び、そこに力を集中することにある。」とも述べている。
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【2006/12/22 20:30】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(1)
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コメント
おはようございます。コメントをいただき、ありがとうございます。

>働くことによって、老衰から救われる

確かにそうだと思えます。何か、仕事に打ち込む、目標を定めて夢中でチャレンジする・・・そうすることによって、自己陶酔し、生きている感情が味わえるような気がします。

ありがとうございます。また、お邪魔させていただきます。
【2006/12/23 08:10】 URL | elma #-[ 編集]
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